大阪府 堺市

堺市の危険ブロック塀撤去補助を解説

佐藤
堺市で、危険なブロック塀の撤去に使える補助はありますか。
田中
あります。堺市の「道・公園等に面する危険なブロック塀の撤去に補助します!」は、不特定の人が通行できる道や公園等に面する、高さ60センチメートルを超える危険なブロック塀等の撤去工事を支援する制度です。
工事前申請が前提です

補助を使う場合は、撤去工事に入る前に交付申請が必要です。見積書、写真、配置図・立面図・断面図、耐震診断結果等の報告書など、事前に準備する書類が多いため、工事業者へ依頼する前に流れを確認してください。

堺市危険ブロック塀撤去補助の流れ
塀の点検、危険判定、見積準備、事前申請、撤去完了の流れ

どんな制度か

佐藤
家の敷地内にあるブロック塀なら対象ですか。
田中
すべてが対象ではありません。公式ページでは、不特定の人が利用する道や公園等に面していること、高さが60センチメートルを超えること、危険なものと判断されることなどが条件です。敷地内だけに面している塀は対象外になる可能性があります。
佐藤
どんな工事が対象になりますか。
田中
道や公園等に面する危険ブロック塀等をすべて撤去する工事が対象です。ただし土留め部分は残すこともできると案内されています。
制度の基本情報
項目内容
自治体堺市
制度名危険ブロック塀等撤去補助
対象道・公園等に面する高さ60センチメートル超の危険なブロック塀等
申込期限2027年1月29日
補助上限敷地の接する道路ごとに15万円
補助率撤去費用等の3分の2

対象になる塀

佐藤
「危険な塀」はどう判断しますか。
田中
公式ページでは、点検表の項目で不適当が1つ以上あった場合、または日本建築学会の既存コンクリートブロック塀耐震診断指針案で安全であると確認できない場合などが危険とされています。
佐藤
点検ではどんな項目を見ますか。
田中
コンクリートブロック塀では、高さ、壁の厚さ、鉄筋、控壁、基礎、傾きやひび割れ、ぐらつき、土止め壁を兼ねていないかなどを確認します。組積造の塀でも高さ、厚さ、控壁、基礎、傾き、ひび割れ、ぐらつきなどを確認します。

補助金額

佐藤
補助金はいくらですか。
田中
公式ページでは、次のうち最も低い額とされています。15万円、撤去する塀の長さに31,000円を掛けて3分の2を乗じた額、撤去に要する費用の3分の2です。1,000円未満の端数は切り捨てです。
佐藤
敷地全体で15万円ですか。
田中
公式ページでは、敷地の接する道路ごとの額とされています。複数の道路に面する場合は扱いが変わる可能性があるため、図面や現地写真を持って相談するのが確実です。

申請書類と流れ

佐藤
申請時に何が必要ですか。
田中
交付申請書、登記事項証明書または固定資産税評価証明書等、市税調査の同意書、工事見積書、撤去対象ブロック塀等の耐震診断結果等の報告書、全景写真、配置図・立面図・断面図、資金計画書などが案内されています。
佐藤
業者の書類も必要ですか。
田中
工事施工者の建設業許可証の写しが必要です。所有者が複数いる場合の同意書、居住者・使用者が異なる場合の同意書、分譲マンション等では理事会または総会議事録などが必要になる場合もあります。
手続きの流れ
  1. 塀が道や公園等に面しているか確認する
  2. 高さ、ひび割れ、ぐらつきなどを点検する
  3. 撤去工事の見積り、写真、図面を準備する
  4. 工事前に交付申請を行う
  5. 交付決定後に契約・着手し、完了実績報告と請求を行う

公式情報

佐藤
公式ページはどこですか。
田中
堺市の道・公園等に面する危険なブロック塀の撤去に補助します!です。対象となる塀、点検表、補助額、必要書類、手続きフローが掲載されています。
佐藤
最初に何をすればよいですか。
田中
塀の位置、高さ、危険性を確認し、撤去範囲が制度に合うかを堺市へ相談してください。先に工事を始めず、交付決定後に契約・着手する流れを守りましょう。

申請前に確認したいこと

佐藤
自分で点検して危ないと思えば、そのまま申請できますか。
田中
自己判断だけで進めず、点検表や写真、図面、見積書をそろえて制度の対象になるか確認することが大切です。特に、道路や公園等に面しているか、撤去する範囲が「すべて撤去」に当たるか、土留め部分をどう扱うかは現地ごとに判断が必要になります。
佐藤
撤去後に新しい塀を作る場合も、この制度で見てもらえますか。
田中
この補助は危険ブロック塀等の撤去工事が中心です。新設する塀やフェンスの費用が対象になるかは別問題なので、撤去後の外構計画まで一緒に見積もる場合でも、補助対象経費を分けて確認してください。
佐藤
写真はどんなものを残すとよいですか。
田中
道路面等から撮影した撤去する塀の全景がわかる写真が必要です。ひび割れ、傾き、ぐらつきなど危険性の根拠になる部分も、点検表や報告書と対応するように撮っておくと説明しやすくなります。