大阪府 堺市
堺市の耐震改修補助を解説
耐震・防災確認済み
佐藤
堺市で、古い住宅の耐震改修に使える補助はありますか。
田中
あります。堺市の「耐震改修をお手伝いします」のページでは、住宅や建築物の耐震改修工事について、設計費や工事費の一部を補助する制度が案内されています。木造住宅の除却やシェルター設置など、関連する支援もあります。
設計や工事の前に申請してください
公式ページでは、補助金の申請は設計や工事を実施する前に行うよう案内されています。実施後の申請では補助金が出ません。耐震診断、設計、見積り、申請、交付決定の順番を崩さないことが大切です。

どんな制度か
佐藤
堺市の耐震改修補助は、何を支援する制度ですか。
田中
地震による倒壊のおそれがある一戸建て住宅、長屋住宅、共同住宅などについて、耐震改修工事を行う際に、建物所有者または管理組合へ設計費と工事費の一部を補助する制度です。公式ページでは、空き家を耐震改修する場合も対象になると案内されています。
佐藤
令和8年度の受付は始まっていますか。
田中
公式ページでは、令和8年度の申請受付を開始したと案内されています。申し込みは2027年1月29日までです。ただし、予算の執行状況により期限前に受付を終了する場合があります。
制度の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 自治体 | 堺市 |
| 制度名 | 住宅・建築物耐震改修等補助 |
| 対象 | 地震による倒壊のおそれがある住宅・建築物の所有者、管理組合など |
| 主な支援 | 耐震改修設計、耐震改修工事、建替工事、木造住宅除却、シェルター設置など |
| 申込期限 | 2027年1月29日 |
| 申請タイミング | 設計や工事の前 |
対象になる建物
佐藤
住宅なら何でも対象になりますか。
田中
いいえ。公式ページでは、住宅、マンション、広域・地域緊急交通路沿道建築物、特定既存耐震不適格建築物など、建物区分ごとの基本条件が示されています。住宅の場合は、一戸建て住宅、長屋住宅、共同住宅が対象になり、店舗等を兼ねる場合は住宅部分との割合も確認が必要です。
佐藤
木造住宅の場合、どんな診断結果が必要ですか。
田中
木造住宅では、一般財団法人日本建築防災協会の診断方法による一般診断法または精密診断法で、評点が1.0未満と判定されたものが「地震による倒壊のおそれがある建物」として扱われます。令和8年4月1日以降の診断では、2025年改訂版に基づく診断が必要と案内されています。
佐藤
所有者以外の同意も必要ですか。
田中
建物所有者が複数いる場合は、補助金申請者以外の所有者の同意が必要です。所有者と居住者が異なる場合は、居住者の同意も求められます。区分所有建物の場合は、管理組合が補助対象になり、総会議決や費用の予算化が必要です。
補助メニュー
佐藤
耐震改修工事以外のメニューもありますか。
田中
あります。公式ページでは、耐震診断と連続して行う診断同時実施型耐震改修計画、建替工事への補助、木造住宅の除却補助、シェルター設置工事補助などが紹介されています。
佐藤
木造住宅の除却補助は、いくらまでですか。
田中
令和8年度の制度拡充として、木造住宅除却工事の補助限度額は、一戸建住宅が50万円から60万円に、長屋住宅・共同住宅が100万円から120万円に増額されたと案内されています。補助金額は、上限額、除却費用の3分の1、延床面積に応じた額のいずれか低い額になります。
佐藤
シェルター設置も対象なんですね。
田中
はい。昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅の木造部分の最下階に設置するものなど、条件を満たすシェルター設置工事が対象です。補助上限額は、設計が5万円、工事が30万円と案内されています。
申請前の注意点
佐藤
税金の滞納があるとどうなりますか。
田中
公式ページでは、建物所有者が市税を滞納している場合は補助できないと案内されています。申請前に市税の状況を確認しておく必要があります。
佐藤
耐震診断と補助申請は別ですか。
田中
別の制度や手続きが関係する場合があります。堺市には木造住宅耐震診断員の無料派遣制度もありますが、診断同時実施型耐震改修計画とは併用できないなどの注意があります。どの順番で進めるか、建築防災推進課へ確認しましょう。
申請前の流れ
- 建物の建築時期、構造、所有者を確認する
- 耐震診断で倒壊のおそれがあるか確認する
- 補助対象になる改修、建替、除却、シェルター設置を選ぶ
- 設計や工事の前に見積りと必要書類を整える
- 交付決定後に工事へ進み、完了実績報告まで行う
公式情報
佐藤
公式ページはどこですか。
田中
堺市の耐震改修をお手伝いしますです。令和8年度の受付、補助対象建築物、申請条件、除却補助、シェルター設置、税控除の案内などが掲載されています。
佐藤
最初に確認すべきことは何ですか。
田中
自宅が昭和56年5月以前の建物か、耐震診断でどの判定になるか、所有者や居住者の同意が取れるかです。補助を使う場合は、設計や工事を始める前に堺市へ確認してください。