京都府 向日市
向日市の木造住宅耐震診断士派遣制度を解説
耐震・防災確認済み
佐藤
向日市にも、木造住宅の耐震診断士を派遣してもらえる制度があるんですね。
田中
はい。向日市の「木造住宅耐震診断士派遣制度」は、旧耐震の木造住宅を対象に、京都府木造住宅耐震診断士登録の耐震診断士を派遣する制度です。自宅の耐震性を確認し、改修を検討する前の入口として使いやすい制度です。
佐藤
工事の補助金とは別で、まず診断を受ける制度ですか?
田中
その理解で大丈夫です。向日市の公式ページでは、診断士派遣制度と木造住宅耐震改修等補助制度が同じページで案内されています。ただし、2026年6月1日時点で改修補助の申請受付は準備中とされています。まず確定している診断士派遣を確認し、診断結果を見てから改修補助の受付状況を追う流れが現実的です。
改修補助は準備中の表示を確認します
向日市の木造住宅耐震改修等補助制度は、公式ページ上で「令和8年度の申請受付は準備中です」と案内されています。改修工事を考えている場合も、工事契約や着工を先に進めず、公共建物整備課で受付状況と必要書類を確認してください。

制度の概要
佐藤
どんな住宅が対象になりますか?
田中
公式ページでは、昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅で、延べ面積の2分の1以上を住宅として使用しているものが対象とされています。いわゆる旧耐震の住宅かどうか、そして住宅として使っている面積が十分あるかが大きな確認点です。
佐藤
店舗兼住宅でも、住宅部分が多ければ対象になる可能性がありますか?
田中
可能性はあります。ただし、延べ面積の2分の1以上を住宅として使用していることが条件なので、店舗や事務所部分が大きい建物では注意が必要です。図面や登記、固定資産税課税明細書などで、住宅としての使い方を説明できるようにしておくと話が早いです。
制度の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 自治体 | 京都府 向日市 |
| 制度名 | 木造住宅耐震診断士派遣制度 |
| 対象住宅 | 昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅 |
| 住宅用途 | 延べ面積の2分の1以上を住宅として使用 |
| 自己負担 | 1戸または1住戸あたり3千円 |
| 受付期間 | 2026年6月1日から2026年12月25日まで |
| 受付場所 | 向日市役所別館2階 公共建物整備課 |
申込み前の確認
佐藤
申込み前に、何を確認すればいいですか?
田中
まず建築時期です。昭和56年5月31日以前に着工していることが必要なので、登記簿謄本、固定資産税課税明細書、建築確認など、所有者と建築年月が分かる資料を探します。古い住宅では書類がすぐに出てこないこともあるので、ここを早めに確認したいです。
佐藤
所有者が複数いる場合はどうなりますか?
田中
公式ページでは、所有者が2名以上いる場合や、所有者と居住者が異なる場合は同意書が必要とされています。親族共有の住宅、相続後に名義が複数になっている住宅、賃貸中の住宅などは、申込み前に誰の同意が必要か整理しておきます。
佐藤
長屋や共同住宅でも申込みできますか?
田中
公式ページでは、長屋または共同住宅などの場合は全住戸別の申込書が必要と案内されています。1棟全体で考えるのか、各住戸で考えるのかによって書類のそろえ方が変わるので、早めに公共建物整備課へ確認した方が安全です。
費用と受付期間
佐藤
自己負担はいくらですか?
田中
1戸または1住戸あたり3千円です。無料ではない点に注意してください。ただし、一般的な耐震診断を自分で依頼する前に、公的な派遣制度として使えるのは大きなメリットです。
佐藤
受付期間はいつまでですか?
田中
2026年6月1日から2026年12月25日までです。公式ページでは、必要書類がすべてそろっているものから先着順に受け付けること、書類に不備がある場合はそろい次第の受付になること、予定件数に達した場合は締め切る場合があることも案内されています。
申込みまでの流れ
- 建築時期が昭和56年5月31日以前か確認する
- 延べ面積の2分の1以上を住宅として使っているか確認する
- 申込書、同意書、建築年月が分かる書類をそろえる
- 現況図面や委任状が必要か確認する
- 向日市役所別館2階の公共建物整備課へ申し込む
必要書類
佐藤
必要書類は多いですか?
田中
申込書のほか、所有者と建築年月が分かる書類の写しが中心です。公式ページでは、住宅の登記簿謄本、固定資産税課税明細書、建築確認等が例として挙げられています。さらに「誰でもできるわが家の耐震診断」、現況図面、委任状、その他市長が必要と認める書類も案内されています。
佐藤
「誰でもできるわが家の耐震診断」も必要なんですね。
田中
はい。申込み前に自宅の状態を簡易的に確認する資料として扱われています。専門家の診断とは別物ですが、家の築年数、壁の量、傷み具合などを意識するきっかけになります。自分で判断しきれない箇所は、空欄のままにせず窓口で相談した方がよいです。
佐藤
現況図面がない場合はどうすればいいですか?
田中
公式ページでは「現況間取りがわかる書類がある場合」と案内されています。古い住宅では図面が残っていないこともあります。その場合でも、まず手元にある建築確認、登記、固定資産関係の資料を確認し、窓口で不足書類の扱いを相談してください。
診断後に考えること
佐藤
診断を受けたら、そのまま改修補助へ進めますか?
田中
診断結果が出たら、建物の評点や弱い部分を見て、改修が必要かを検討します。向日市の改修補助制度では、耐震診断の結果、評点が1.0未満で倒壊の可能性があると判定された住宅が対象として案内されています。ただし、2026年度の改修補助は準備中なので、受付開始前に契約や着工をしないことが大切です。
佐藤
改修補助にはどんなメニューがあるんですか?
田中
公式ページでは、耐震改修A、耐震改修B、簡易改修、耐震シェルター設置が案内されています。耐震改修Aは評点1.0未満の住宅を1.0以上にする工事、耐震改修Bは0.7以上1.0未満にする工事、簡易改修は屋根の軽量化など耐震性を確実に向上させる工事、耐震シェルターは設置費用を支援するメニューです。
佐藤
金額はまだ決まっていないんですか?
田中
公式ページでは、各メニューが「準備中」と表示されています。補助率として、耐震改修Bと簡易改修は設計および工事費用の5分の4、耐震シェルター設置は設置費用の4分の3と書かれていますが、上限額などは受付開始時の案内を必ず確認してください。
注意点
佐藤
いちばん気をつける点は何ですか?
田中
先着順で、必要書類がそろったものから受付になる点です。申込書だけ出しても、不備があれば受付の順番が後ろに回る可能性があります。共有者の同意、建築年月を確認できる書類、現況図面の有無など、時間がかかりやすいものから先に確認しましょう。
佐藤
改修まで考えているなら、診断だけで終わらせない方がいいですね。
田中
そうです。診断は入口です。評点が低い場合は、改修計画、見積書、補助金の受付状況、工事時期を順番に確認します。特に補助制度は年度途中で予算や受付状況が変わることがあります。申込み直前に向日市の公式ページと公共建物整備課で確認してください。
公式情報
佐藤
公式ページはどこを見ればいいですか?
田中
向日市の「木造住宅耐震診断士派遣制度」・「木造住宅耐震改修等補助制度」を確認してください。対象住宅、自己負担、必要書類、受付期間、改修補助の準備状況がまとまっています。
佐藤
窓口に行くなら、どこですか?
田中
向日市役所別館2階の公共建物整備課です。公式ページでは受付場所として、京都府向日市寺戸町中野20番地の公共建物整備課が案内されています。申込書の押印のため、印鑑を持参するよう案内されている点も忘れないでください。